よくあるご質問(FAQ) |
よく頂く質問を整理し、まとめて答えてみました。以下、ご参照ください。
質問1 -いじめセラピーの具体的な特徴を教えて下さい-
質問2 -子どものいじめ問題は、やはり家庭が原因なのでしょうか?-
質問3 -“コミュニケーション障害”だと言われ、脳の遺伝と諦めています-
質問4 -“親子コーチング”って何ですか?-
質問5 -私にも親子コーチングができますか?-
質問6 -子どもをもっと自立させたいのですが-
質問2 -子どものいじめ問題は、やはり家庭が原因なのでしょうか?- |
いじめっ子はなぜいじめるのか?と言えば、過去に家庭で虐待や、それに類することがあった可能性が高いと言われています。
また、もともとアスペルガー症候群の脳の形質を持つ人が虐待や強いしつけをしてしまう可能性が高く、そういった家庭の子どもがいじめに巻き込まれる傾向にあるといわれています。
とはいうものの強いしつけが世代間にわたって受け継がれ、家の中でごく当たり前のこととなっているため、それに気づけないご家庭も多いと考えます。
また、頭では分かっていても環境レベルで受け継いだ遺伝が猛威をふるい、自分の意思とは裏腹に子どもにきつく当たってしまう場合もあります。
そしてこれほど愛情を注いでいるにも関わらず、どうもお子さまの気持ちと親の気持ちが、上手くかみ合っていないようだということも重々承知しているのです。
とはいうものの、どこをどう直したら良いのか分からない。どうすれば、かみ合っていない親子関係が改善するのかも分からない。
お子さまが苦しいとき、お母さまも同じように、いえ、お子さま以上に苦しいのですね。お子さまに最善を尽くしたい気持ちがあるにも関わらず何をどうすれば良いのかが見えてこないのですから。
虐待は、間違いなく罪なのだけれど、罪を責めることよりも認知の仕方や行動のパターンをどうやったら変えることができるのか?
そこに焦点を当てて考えると、虐待してしまう人を救う手がかりがおのずと見えてくるのです。
質問3 -“コミュニケーション障害”だと言われ、脳の遺伝と諦めています- |
脳の遺伝には、遺伝子レベルの遺伝と、環境レベルの遺伝があると言われますが、“コミュニケーション障害”や“アスペルガー症候群”の人に多い脳の形質は、明らかに環境レベルの脳の遺伝です。
そして、未確定の余地を残した遺伝は、環境を変えることによって克服できる遺伝の要素と考えます。ここで言う環境とは学校を変えて新しい友達に期待するという意味ではありません。
お子さまの心のあり方を決める脳内の環境、つまり、自己認識を変えることに大きな意味があります。
さらに、お子さまのいじめを克服するにはお子さまが自己認識を変え、自信を取り戻すだけでなく、お母さまもまた母親としての自信を取り戻し、さらにご家庭でお子さまのやる気を引き出す会話=親子コーチングを実践し、家庭環境をマネジメントしていく必要があります。
例えばお子さまにどうしてやる気が起きるか。あなたは説明できますか?脳内ホルモンの影響を知っていますか?
科学的な脳理論に基づき、徹底指導していきます。そしてそこに心理学を応用することであなたのお子さまに対するコーチングの実力がどんどんUPしていきます。
質問4 -“親子コーチング”って何ですか?- |
親子コーチングとは、一言で言うとお子さまに
・自立
・コミュニケーション力
を手にしていただくことのできる“親子の問答”のことです。
お子さまが自立心をもち、どんなことにも前向きに進んで励むことにより人生の質を高めることができます。
具体的には…
■後悔や短所、失敗など「できない理由」をコーチングでは魅力や長所、発見など「できる理由」に変えられます。
■その結果、現実の自分の世界でやれることが増えて、目の前の問題に全力で取り組むことができるようになります。
■目標のために好調、不調に関係なく、行動できるようになります。
■コミュニケーション力を身につけることにより、周りの人たちを味方につけ、人生を生きる上でのパートナーを増やすことができます。
仲間が増えることで手にする成功がより大きくなる可能性が高まることは言うまでもありません。
“コーチング”という言葉もあまり馴染みがないかも知れません。コーチングについて、もう少し詳しく説明しましょう。
「コーチング」はアメリカを中心に広まりました。1990年代の頃からたくさんのコーチングに関する書物が発刊されていました。それ以前からヨーロッパやアメリカの企業の多く、スポーツ選手や経営者たちがコーチングを行っていたのです。
ビジネス、スポーツ界の優秀なマネージャーや指導者たちの言動を研究すると、たくさんの共通した部分があることが分かりました。それが分析、システム化されたものが現在「コーチング」と呼ばれています。
アメリカから遅れること10年、日本でも急速に広まり、最近では将来の指導者育成に力を置く企業などは勉強会やセミナーなどを積極的に行っているようです。
これから指導者を目指す、いま指導者の立場にあるという方たちに、現代において欠かせない能力になるでしょう。そして、コミュニケーション技術によって、お子さまのやる気や本来持っている能力を引き出せるのが親子コーチングです。
あなたの接し方、話し方が変わるだけで、お子さまの輝いた笑顔を見ることができるのです。
質問5 -私にも親子コーチングができますか?- |
コーチングは、多くの先人が失敗と成功を繰り返しながら見つけ出したコミュニケーションの方法をシステム化したものですから、取り合えず「形から入る」だけでも劇的に親子のコミュニケーションに変化が現れます。
とはいえ、お子さまの成長というのは振り子のように、良い時や悪い時が行ったり来たりしながらゆっくりと進むものです。
何事も、一番難しいのは「継続すること」です。コーチング技術が上達してもお子さまを見守り続け、継続してフォローすることなくして成果は上げられません。大切なのは続けていくことなのです。
続かない最も大きな原因はお子さまを信じることができないことよりもむしろ自分を信じることが出来なくなることにあります。ですから、親子コーチングの中で、進歩し成長するあなた自身を信じて欲しいのです。
もちろん、子育ての考え方や方法は千差万別ですが、自分を信じることを貫き通せば、目先の成果にとらわれずに歩き続けられるでしょうし、楽しんでプロセスを追うゆとりも出てくるのです。
“お子さまのコーチであり続ける”と覚悟を据えることが大切です。
質問6 -子どもをもっと自立させたいのですが- |
お子さまが本当に達成したいことは何か?
これを、お子さま自身が自分に問いかけ、心の中の奥底に眠っているもの、すなわち“夢”を見つけ出す。
これが、親子コーチングでの「自立した心」です。加えて重要なのは、「自分で決めた」という「自己責任感」を持たせること。そのために必要なのは、お子さまが自分で決める過程を認めて許すことです。つまり、お子さまに任せるということです。
加えて、お子さまの自立には自我の確立が欠かせません。自我の確立とは、お子さまが自分の感情とお母さまの感情を別々のものとして受け入れ、そして、自分の感情に従って判断するようになることです。
しつけには2つあり、これまでのやり方が「指示命令型」で、コーチングで用いるのが「質問引き出し型」です。コーチングでは「考えるのはお子さま自身」ということに重点を置きます。
つまり、お母さまは答えを出さず見守り、お子さまが考える。
このことを繰り返すことで、お子さまは積極的になり、自立していきます。ここでの、お母さまにとっての課題は、いかにお子さまを自分の外に出してやれるかだと言えます。