音声インタビュー 「なぜ」やる気が長続きしないのか? レジュメ -------------------------------------------------------------- STEP1 たけだようこ先生の紹介 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ▼ 1968年生まれ。富山県高岡市出身。富山大学(人文学部人文学科)卒。 ▼中学生の頃、いじめに遭い撃沈。その後、20年余り続いた、 いじめによるPTSD(Post Traumatic Stress Disorder/心的外傷後ストレス障害)の症状を、 セルフ・ワークセッションによりわずか3ヶ月で克服し、心の健康を取り戻すという体験をする。 ▼その経験を転機として“お子さまの心と命を守りたいお母さまのサポート”をミッションに掲げ、 いじめから短期間で立ち直るための独自のセラピー技法を開発した。 現在、いじめ専門のセラピストとして活躍。 ▼また、コーチングにも長けており、親も子もそれぞれが主体的に生きられる親子コーチングを研究。 小・中学生のお子さまを子育て中のお母さまに向けて、お子さまのやる気を引き出し、 なおかつ、お子さまに好かれる子育てスタイルを提唱している。 STEP2 「なぜ」やる気が長続きしないのか?(原因) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1.目標が適切ではない。(自分にとって必要ではない、重要ではない) 三日坊主は大いに結構。試行錯誤の段階。 2.相反する2つの気持ちの葛藤 目標を達成したい気持ちと目標を達成したくないという、 相反する2つの気持ちが統合されることなく、葛藤を続けている状態のままだと 目標を達成するために行動し続けることが困難になる。 3.目標がない。(決断していない、自分で決めていない)←本来の自分ではない自分を演じている場合も STEP3 その裏づけとなるデータや過去の具体的な事例など ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1.目標が適切ではない。(自分にとって必要ではない、重要ではない) 三日坊主は大いに結構。試行錯誤の段階。 2.相反する2つの気持ちの葛藤 ダイエットを例に取ると一番分かりやすい。「食べたい」けど「痩せたい」 3.目標がない。(決断していない、自分で決めていない) テレビやパソコンで意味のない時間を過ごしてしまう。 STEP4 「どうやって」その問題を解決するか?(ステップバイステップ) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 1.目標の最適化 ⇒ 空間軸(信念や自己認識)と、時間軸(10年後〜20年後の未来)から            目標達成の必要性を再確認し、目標を手段に落とし込む。 ●空間軸(信念や自己認識)から目標達成の意味を探る場合: 「なぜ〜したいの?」という質問を5回繰り返す。 例: 「なぜ痩せたいの?」「健康に過ごしたいから」 「なぜ健康になりたいの?」「いつまでも年齢不詳の若々しさを保ちたいから」 「なぜ若々しさを保ちたいの?」「仕事や家庭のこと、趣味を楽しみ続けたいから」 「なぜ仕事や家庭のことや趣味を楽しみ続けたいの?」「人生をそれなりに意義深く過ごしたいから」 「なぜ人生を意義深く過ごしたいの?」「それが授かった命を大切にするということだから」 ●時間軸(10年後〜20年後の未来) 例: 20年後の自分の姿をスクリーンに映し出して あたかもビデオを見ているかのようにトークしてみる。 例えば責任のある重要な仕事をしているかもしれないし、 結婚して子どもがいるかも知れない。 子どもが結婚して孫がいるかもしれない。 これから起業して人に任せられる仕組みも作り上げて 自分は海外に移住しているかも知れない。 かねがね歌が好きだったけれど、思い切って作曲を習い始めて 自分で作った歌を歌うシンガーソングライターになっているかも知れない。 絵描きになっているかもしれない。 ・・・様々な未来像を自由に思い描き、その未来にいる主人公が 痩せている自分であった方がいいのか、それとも痩せていない自分が 似つかわしいのか?を想像してみる。 やる気が続かないのは「しなければならない」という義務になってしまい、本来 自分が選択した行動であり目標なのだということが見えなくなっている状態なので 一度、空間軸と時間軸を大きく伸ばすことによって目標を手段へと格下げし、 「〜になっていて当たり前」という心理状態に持っていくのと、もう1つ、 大きな目標を達成するために今の目標が本当に必要なのかどうなのかを再確認する。 2.習慣化したい行動を自動化させる。(感情のコントロール法) ・休んでもいいし、続けてもいい、或いはやめてもいい  という選択肢を常に選べるようにしておく。  ⇒これは同時に「自分で決めた」ということの再確認にもなりやる気が起きる。 ・とりあえず5分だけ始めてみる ・投げ出したくなってから「あと5分」 ・ご褒美を上手く使う。例・ご褒美シール⇒付箋ノート ・考えない、考えない、行動する(「恐れ」「不安」に打ち勝つ) STEP5 「今すぐ」行動すべきこと ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 馬鹿でかい目標を立ててみる。 -------------------------------------------------------------- 以上の流れを意識して、インタビューを収録させて頂いています。